「子どもの飛行機代は2歳まで無料と聞いたけれど、2歳児は本当に無料?」
「3歳になると、必ず子どもの座席を取る必要がある?」
初めて子どもの飛行機を予約するときは、年齢区分や座席のルールが分かりにくいですよね。
国内線では、無料になる年齢や膝上で搭乗できる条件が航空会社によって異なります。同じLCCでも、2歳未満の幼児運賃が無料の会社と有料の会社があります。
この記事では、ANA・JAL・Peach・ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPANの国内線について、2歳児と3歳児の運賃・座席・予約方法を比較します。
わが家が2025年12月に、2歳11か月の子どもとANAで羽田空港から長崎空港へ移動した実体験も紹介します。
※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。実際に利用・調査した内容をもとに、子連れ目線で紹介しています。
※制度・料金情報は、2026年8月9日に各航空会社の公式サイトで確認しています。運賃や年齢区分は変更される可能性があるため、予約前に最新情報をご確認ください。
結論|飛行機が無料になる年齢は航空会社によって違う
国内線の子ども料金は、「2歳まで無料」と一律に決まっているわけではありません。
今回比較した5社では、次のように分かれます。
- ANA:2歳未満は、膝上なら幼児運賃無料。2歳から座席と航空券が必要
- JAL:3歳未満は、膝上なら幼児運賃無料。2歳児も座席を使わなければ無料
- Peach:2歳未満は、膝上なら幼児運賃無料。2歳から座席と航空券が必要で、大人と同額
- ジェットスター・ジャパン:2歳未満の膝上でも、1予約区間につき幼児料金1,700円。2歳から座席と航空券が必要で、一般運賃
- SPRING JAPAN:2歳未満の膝上でも、1区間につき幼児料金1,500円。2歳から座席と航空券が必要で、大人運賃
特に扱いが分かれるのが2歳児です。
JALでは、2歳児も大人の膝上で座席を使わなければ無料です。一方、ANAは2026年5月19日搭乗分から年齢区分が変わり、2歳児にも座席と航空券が必要になりました。
3歳児は、今回比較した5社すべてで座席と航空券が必要です。
予約前には、次の3点を確認しましょう。
- 搭乗日に子どもが何歳か
- 子どもの座席を使うか
- 膝上幼児にも料金がかかる航空会社か
「2歳まで無料」と「2歳未満無料」の違い
年齢の表現は似ていますが、対象範囲が異なります。
| 表現 | 2歳児を含むか |
|---|---|
| 2歳未満 | 含まない。0歳・1歳が対象 |
| 2歳以下 | 含む |
| 2歳まで | 一般的には2歳を含むが、航空会社の正式な条件確認が必要 |
| 3歳未満 | 含む。0歳・1歳・2歳が対象 |
「2歳未満の幼児は無料」と書かれている場合、2歳の誕生日を迎えた子どもは対象外です。
一方、「3歳未満」が無料対象なら、2歳11か月の子どもも含まれます。
ただし、年齢だけで無料になるわけではありません。「大人の膝上に座る」「子どもの座席を使用しない」などの条件もあります。
「2歳まで無料」という情報だけで判断せず、公式サイトに記載された年齢区分と座席条件を確認することが大切です。
ANA・JAL・LCCの幼児運賃比較表
国内線5社の違いを、同じ基準で比較しました。
| 航空会社 | 膝上の幼児運賃 | 2歳児 | 3歳児 | 2歳以上の子ども運賃 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | 2歳未満は無料 | 座席・航空券が必要 | 座席・航空券が必要 | 対象運賃は大人運賃から25%割引相当など |
| JAL | 3歳未満は無料 | 膝上なら無料。座席ありは有料 | 座席・航空券が必要 | 対象運賃から子ども向け割引 |
| Peach | 2歳未満は無料 | 座席・航空券が必要 | 座席・航空券が必要 | 大人と同額 |
| ジェットスター・ジャパン | 2歳未満も1予約区間1,700円 | 座席・航空券が必要 | 座席・航空券が必要 | 一般運賃 |
| SPRING JAPAN | 2歳未満も1区間1,500円 | 座席・航空券が必要 | 座席・航空券が必要 | 大人運賃 |
※JALは、コードシェア便の運航会社によって年齢区分が異なる場合があります。
運賃無料の幼児でも予約は必要です。大人だけで予約せず、幼児の氏名や生年月日も登録しましょう。
また、この表は航空券の基本的な扱いを比較したものです。LCCの座席指定料金や手荷物料金などは含まれていません。
ANAは2歳から座席と航空券が必要
ANAの国内線では、2026年5月19日搭乗分から、子どもの年齢区分が次のようになっています。
- 幼児:生後8日~1歳
- 小児:2~11歳
- 大人:12歳以上
1歳までの幼児は、大人の膝上に乗せて子どもの座席を使わない場合、幼児運賃は無料です。
2歳になると小児区分となり、子ども用の座席と航空券が必要です。
フレックス・スタンダード・シンプル・セールなどでは、大人運賃から25%割引相当の小児運賃が適用されます。
ただし、Biz・島民割引・特典航空券など、大人と同額または同じ必要マイル数になる運賃もあります。予約画面に表示される実際の金額を確認しましょう。
ANAは2026年5月に年齢区分が変更された
ANAは、2026年5月19日搭乗分から幼児と小児の年齢区分を変更しました。
| 搭乗日 | 幼児 | 小児 |
|---|---|---|
| 2026年5月18日まで | 0~2歳 | 3~11歳 |
| 2026年5月19日から | 0~1歳 | 2~11歳 |
以前に2歳児を膝上で乗せた経験がある家庭は、特に注意が必要です。
過去のブログや旅行記では「ANAは3歳未満なら膝上無料」と紹介されている場合がありますが、現在は同じ条件で予約できません。
JALは2歳児も膝上なら無料
JALの国内線では、子どもの年齢区分が次のようになっています。
- 幼児:搭乗時の年齢が生後8日~2歳
- 小児:3~11歳
- 大人:12歳以上
JAL運航便では、2歳児も大人の膝上に乗せ、子どもの座席を使わなければ幼児運賃は無料です。
2歳児でも子ども専用の座席を取る場合は、小児に適用される運賃で航空券を購入します。
3歳になると小児区分になり、座席と航空券が必要です。
コードシェア便は運航会社を確認する
JAL便として販売されていても、実際には別の航空会社が運航するコードシェア便があります。
2026年5月19日搭乗分から、オリエンタルエアブリッジ(ORC)とのコードシェア便は、2歳以上が小児扱いです。
この場合、2歳児はJAL運航便と同じ膝上無料の対象にはなりません。
予約時は便名だけでなく、予約画面に表示される「運航会社」も確認しましょう。
Peach・ジェットスター・SPRING JAPANの違い
LCCは基本運賃が安いことがありますが、幼児の料金や子ども運賃は会社ごとに異なります。
「LCCなら2歳未満は無料」「子ども料金が安い」とは限りません。
Peachは2歳未満の膝上が無料
Peachでは、2歳未満の子どもが大人の膝上に座る場合、幼児運賃は無料です。
2歳になると座席と航空券が必要になり、子ども分にも大人と同額の運賃がかかります。
Peachには子ども向けの割引運賃がありません。
旅行中に2歳になる場合
Peachでは、往路と復路を同じ予約番号で予約したかによって扱いが変わります。
- 往復を同じ予約番号で予約:往路・復路とも幼児扱い
- 往復を別々の予約番号で予約:2歳になった後の便は小児扱い
旅行中に2歳の誕生日を迎える場合は、片道ずつ予約するか、往復をまとめて予約するかによって子どもの運賃が変わる可能性があります。
ジェットスター・ジャパンは膝上でも幼児料金が必要
ジェットスター・ジャパンでは、搭乗時に2歳未満の子どもを幼児としています。
ただし、大人の膝上に乗せる場合も無料ではありません。日本国内線では、1人・1予約区間につき1,700円の幼児料金がかかります。
2歳になると子ども用の座席が必要になり、一般運賃で航空券を購入します。子ども向けの割引運賃はありません。
往路時点で2歳未満なら、復路利用時に2歳になっていても、子どもの座席を使わない場合は引き続き幼児料金のみで搭乗できると案内されています。
また、膝上で搭乗する幼児は、出生証明書やパスポートなど、2歳未満であることを確認できる書類が必要です。
SPRING JAPANは膝上幼児が1区間1,500円
SPRING JAPANでは、生後15日~2歳未満の幼児は、大人の膝上に座ります。
子ども用の座席は購入できず、膝上でも1人・1区間につき1,500円の幼児料金が必要です。
2歳になると座席と航空券が必要になり、大人運賃が適用されます。
大人1人が同伴できる幼児は1人までです。ほかの4社とは同伴できる人数も異なります。
膝上と子どもの座席を取る場合の違い
年齢上は膝上を選べる場合でも、無料かどうかだけで決めず、子どもの体格や飛行時間も考える必要があります。
| 比較項目 | 膝上 | 子どもの座席あり |
|---|---|---|
| 運賃 | 無料または幼児料金 | 小児運賃・大人と同額・一般運賃など |
| 座る場所 | 保護者の膝上 | 子ども専用の座席 |
| 保護者の負担 | 飛行中に抱え続ける可能性がある | 抱え続ける負担を減らしやすい |
| 子どもの過ごし方 | 動ける範囲が狭い | 飲食や遊びのスペースを取りやすい |
| 予約 | Web予約できる会社が多い | 2歳未満は電話などの手続きになる場合がある |
短時間のフライトなら膝上を選びやすい一方、2歳前後になると体が大きくなり、長時間抱き続ける負担も増えます。
また、2歳未満の子どもの座席を取る場合は、チャイルドシートの要否や持ち込み条件が航空会社によって異なります。
子どもの座席を購入する前に、利用する航空会社へ確認しましょう。
大人1人で幼児を複数連れて行く場合
大人1人が同伴できる幼児の人数も、航空会社によって異なります。
| 航空会社 | 大人1人が同伴できる幼児 |
|---|---|
| ANA | 2人まで。1人は膝上、もう1人は座席・航空券が必要 |
| JAL | 2人まで。1人は膝上、もう1人は座席・航空券が必要 |
| Peach | 2人まで。1人は膝上、もう1人は座席とチャイルドシートが必要 |
| ジェットスター・ジャパン | 2人まで。1人は膝上、もう1人は座席が必要 |
| SPRING JAPAN | 1人のみ |
幼児2人を連れて行く場合は、通常のWeb予約では手続きできない航空会社があります。
座席やチャイルドシートにも条件があるため、航空券を購入する前に問い合わせるのが安心です。
予約するときの年齢入力と注意点
子どもの運賃区分は、予約した日の年齢だけでは決まりません。
搭乗時の年齢や、往路と復路を同じ予約番号で予約したかなど、航空会社ごとの条件で判断されます。
予約方法の違いは、次のとおりです。
| 航空会社 | 膝上幼児の予約 | 幼児の座席を取る場合 |
|---|---|---|
| ANA | Webで「幼児」を選択 | ANA国内線予約・案内センター |
| JAL | Webで「幼児」を選択 | JALの問い合わせ窓口 |
| Peach | 氏名・生年月日を登録 | コンタクトセンターまたは空港カウンター |
| ジェットスター・ジャパン | Webで幼児を追加 | コンタクトセンターまたはライブチャット |
| SPRING JAPAN | 大人と同時に幼児を追加 | 2歳未満の幼児用座席は購入不可 |
予約画面では、子どもを大人の人数に含めず、「幼児」「小児」などの区分を選択します。
航空券購入後は幼児を追加できない、またはWebでは追加できない航空会社があります。幼児運賃が無料の場合でも、最初の予約時に必ず人数へ含めましょう。
旅行中に2歳や3歳の誕生日を迎える場合は、予約前に公式サイトまたは問い合わせ窓口で確認すると安心です。
2歳11か月の子どもとANAで長崎へ行った実体験
わが家は2025年12月、2歳11か月の子どもとANAを利用し、羽田空港から長崎空港へ移動しました。
長崎では、車を使わずに2泊3日で旅行しています。
飛行機では子どもの座席を取らず、保護者の膝上で搭乗しました。
2025年12月当時のANAでは、2歳児も幼児区分だったため、2歳11か月の子どもを座席なし・膝上で予約できました。
ただし、現在は2歳から座席と航空券が必要です。わが家と同じ「2歳11か月・座席なし・膝上」という条件では予約できません。
過去の旅行記や体験談を参考にするときは、子どもの年齢だけでなく、搭乗した時期も確認する必要があります。
羽田空港では搭乗前にキッズスペースを利用できた
利用したときの羽田空港には、保安検査前と保安検査後の両方にキッズスペースがありました。
搭乗前に子どもが少し体を動かせる場所があったのは、幼児連れには助かりました。
飛行機では長時間座って過ごすことになるため、時間に余裕があれば、搭乗前にキッズスペースや空港内を利用する方法もあります。
2歳子連れで羽田~長崎を飛行機移動|キッズスペース・空港バスの往復実体験記事はこちらから
※この体験は2025年12月時点のものです。空港設備や利用条件は変更される可能性があるため、利用前に最新情報をご確認ください。
ANA・JALとLCCはどちらを選ぶ?
航空券を比較するときは、最初に表示された大人の運賃だけで判断しないことが大切です。
2歳児を膝上で乗せたい場合
今回比較した航空会社では、JAL運航便が候補になります。
ANA・Peach・ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPANでは、2歳児に座席と航空券が必要です。
ただし、JALでもコードシェア便は年齢区分が異なる場合があるため、運航会社を確認しましょう。
2歳未満の子どもと乗る場合
ANA・JAL・Peachは、膝上幼児の運賃が無料です。
一方、ジェットスター・ジャパンは1予約区間1,700円、SPRING JAPANは1区間1,500円の幼児料金がかかります。
2歳以上の子どもの座席を取る場合
ANA・JALには、子ども向けの割引が適用される運賃があります。
Peach・ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPANでは、大人と同額または一般運賃です。
ただし、LCCは大人の基本運賃そのものが安い場合があります。実際にどちらが安いかは、同じ搭乗日・便・人数で検索しなければ分かりません。
さらに、LCCでは次の費用も確認する必要があります。
- 座席指定料金
- 受託手荷物料金
- 予約手数料
- 空港までの交通費
- 変更・キャンセル条件
「LCCだから必ず安い」「ANA・JALだから必ず高い」とは限りません。
子どもの年齢を正しく入力し、最終確認画面に表示される家族全員の合計額で比較しましょう。
よくある質問
2歳児は飛行機に無料で乗れますか?
航空会社によって異なります。
JAL運航の国内線では、2歳児も大人の膝上で座席を使わなければ無料です。
ANA・Peach・ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPANでは、2歳児に座席と航空券が必要です。
ただし、JALでもコードシェア便は年齢区分が異なる場合があります。
「2歳まで無料」なら、2歳11か月も無料ですか?
「2歳まで」という表現だけでは判断できません。
「3歳未満」と書かれていれば2歳11か月も含まれますが、「2歳未満」であれば2歳児は対象外です。
航空会社の正式な年齢区分と、座席を使用しない場合の条件を確認しましょう。
3歳児は膝上で乗れますか?
今回比較した5社では、3歳児には座席と航空券が必要です。
保護者の膝上を選び、子どもの航空券を購入せずに搭乗することはできません。
無料の幼児も予約が必要ですか?
必要です。
座席を使わない場合でも、予約時に幼児の氏名や生年月日を登録します。
予約後に追加できない、またはWebでは追加できない航空会社もあるため、最初から人数に含めましょう。
2歳になる前に予約すれば無料になりますか?
予約した日の年齢だけでは決まりません。
搭乗時の年齢や、往復を同じ予約番号で予約したかなどによって扱いが変わります。
旅行中に誕生日を迎える場合は、予約前に利用する航空会社へ確認しましょう。
LCCなら子どもの航空券も安くなりますか?
必ず安くなるとは限りません。
Peach・ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPANには、2歳以上の子ども向け割引運賃がありません。
座席指定や荷物などを含めると、ANA・JALとの差が小さくなる場合もあります。最終的な家族全員の合計額で比較しましょう。
まとめ|年齢・座席・幼児料金を確認して予約しよう
国内線で子どもの飛行機代が無料になる年齢は、航空会社によって異なります。
- 2歳未満の膝上が無料:ANA・JAL・Peach
- 2歳児も膝上無料:JAL運航便
- 2歳未満の膝上でも有料:ジェットスター・ジャパン・SPRING JAPAN
- 3歳児:今回比較した5社すべてで座席と航空券が必要
特に2歳児は、航空会社によって無料・有料が分かれます。
「2歳まで無料」という情報だけで判断せず、搭乗時の年齢、座席を使うか、膝上幼児にも料金がかかるかを確認してから予約しましょう。


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