子どもと新幹線に乗るとき、どの座席を選ぶかで車内の過ごしやすさは大きく変わります。
2席側がよいのか、ベビーカーがあるなら最前列がよいのか、最後列の後ろに荷物を置けるのかなど、予約画面を見ただけでは分かりにくいこともあります。
わが家が3歳の子どもと新幹線に乗ったときの座席やベビーカー、車内での過ごし方は、次の記事で紹介しています。
※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。実際に利用・調査した内容をもとに、子連れ目線で紹介しています。
公式情報確認日:2026年7月24日
座席配置、車内設備、荷物置場や利用ルールは、路線・列車・編成によって異なります。予約前に利用列車の座席表と各JRの公式情報をご確認ください。
先に結論|子連れは2席側と最前列を第一候補に
先に結論をいうと、わが家が子連れで利用しやすいと感じたのは、2席側の最前列です。
大人2人と幼児1人で乗る場合、2席側ならすぐ隣にほかの乗客がいません。子どもが騒いだり、何度も体勢を変えたりしたときも、3席側より周囲を気にせず過ごしやすくなります。
また、わが家が利用した列車では、最前列は足元を広く使いやすく、畳んだベビーカーを置いても極端に狭いとは感じませんでした。
| 状況 | おすすめの選び方 |
|---|---|
| 大人2人と幼児で乗る | 2席側を第一候補にする |
| 畳んだベビーカーを足元に置きたい | 最前列を第一候補にする |
| 0~1歳頃で泣いたときに移動したい | デッキや出入口に近い座席も候補 |
| 2~3歳頃で座って過ごせる | デッキとの距離より2席側や最前列を優先 |
| 最後列後ろに荷物を置きたい | 自由に置かず、対応座席と利用条件を確認 |
| 大きな荷物がある | 荷物置場と大型荷物の予約ルールを確認 |
| ベビーカーで駅を移動する | 乗降駅のエレベーターに近い号車を確認 |
ただし、2席側の位置や座席記号、最前列の形状、トイレや荷物置場の位置は列車ごとに異なります。
「子連れなら必ず○号車」と決めるのではなく、利用列車の座席表と駅構内図を確認して選ぶことが大切です。
おすすめの号車は路線・列車・編成によって変わる
新幹線は、路線や列車によって座席配置と車内設備が異なります。
東海道新幹線の普通車は2席と3席に分かれた配置が基本ですが、東北・北海道・上越・北陸新幹線などでは、利用する列車や車両によって設備の位置が変わります。
そのため、すべての新幹線に共通するおすすめ号車はありません。
号車を選ぶときは、予約画面や公式の車両案内で、次の点を確認します。
- 2席側がどちらにあるか
- 最前列と最後列の位置
- トイレや多目的トイレの位置
- 多目的室の位置
- デッキや出入口との距離
- 荷物置場の有無と位置
- 乗車駅と降車駅のエレベーター位置
予約する新幹線によって、利用する予約サービスも異なります。
スマートEXとえきねっとで予約できる新幹線の違いは、スマートEXとえきねっとの違いを比較した記事で詳しく解説しています。
大人2人と幼児なら2席側が過ごしやすい
大人2人と幼児1人で乗る場合、わが家は2席側を優先しています。
一番の理由は、子どもが騒いだり頻繁に動いたりしたときに、すぐ隣の乗客を気にせず過ごしやすいことです。
3席側のうち2席を予約し、隣にほかの乗客がいる場合でも利用できます。わが家も3席側を利用したことがありますが、特に困ったことはありませんでした。
ただし、子どもが親の膝へ移動したり、荷物を出し入れしたりする場面を考えると、家族だけで横並びになれる2席側のほうが気持ちは楽です。
東海道新幹線などではD・E席が2席側ですが、すべての新幹線で同じ座席記号ではありません。予約画面の座席表で確認してください。
3歳の子ども専用の指定席を取るか迷っている場合は、3歳は新幹線の座席が必要かを解説した記事も参考にしてください。
ベビーカーがあるなら最前列が使いやすかった
わが家では、最前列が特に使いやすいと感じました。
最前列は前に座席がないため、前方の座席下へ足を入れる通常席とは足元のつくりが異なります。
実際の広さは車両によって変わりますが、わが家が利用した列車では、足元を一体で使いやすく、通常の座席より広く感じました。
ベビーカーは広げたままではなく、畳んだ状態で足元に置いています。畳んだベビーカーがあっても、大人が座る場所が極端に狭いとは感じませんでした。
また、最前列には前の座席がないため、次のようなメリットもありました。
- 前の乗客がリクライニングしてこない
- 子どもが前の座席を蹴る心配がない
- 足元の荷物を確認しやすい
- 子どもが立ち上がろうとしたときに対応しやすい
一方で、最前列の足元や壁面テーブルの形状は車両によって異なります。
大型のベビーカーや手荷物が多い場合は、必ず同じように置けるとは限りません。通路やほかの乗客の移動を妨げないように置く必要があります。
名古屋旅行では、行きも帰りも最前列を予約し、畳んだベビーカーを足元に置きました。
実際に利用した列車や座席、ベビーカーを置いたときの様子は、東京からレゴランドへ3歳と新幹線で行った実体験記事で紹介しています。
最後列は便利だが後ろへ自由に荷物を置けるわけではない
最後列は、後ろの乗客を気にせず座席を倒しやすいことや、車両の端に近いことがメリットです。
ただし、最後列の座席後ろにある空間は、誰でも自由に使える共用の荷物置場ではありません。
東海道・山陽・九州新幹線では、一部の指定席車両の最後部座席が「特大荷物スペースつき座席」として設定されています。
最後部座席後ろの特大荷物スペースを利用する場合は、そのスペースに対応する座席の予約が必要です。
ベビーカーは、サイズにかかわらず車内へ持ち込むための事前予約は必要ありません。
ただし、ベビーカーを最後部座席後ろの特大荷物スペースへ置きたい場合は、対応する座席を予約する必要があります。
最後列を予約していない状態で、空いている後方スペースへベビーカーを置けるとは考えないほうがよいでしょう。
わが家の場合は、畳んだベビーカーを足元に置きやすかったため、最後列よりも最前列を優先しています。
新幹線によっては車内に荷物置場がある
新幹線によっては、スーツケースや畳んだベビーカーなどを置ける荷物置場を備えた車両があります。
東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線などでも、一部の列車や車両に荷物置場があります。
ただし、すべての列車や号車に同じ設備があるわけではありません。
JR東日本の公式車両案内では、荷物置場、トイレ、多目的室などの位置をアイコンで確認できます。
東海道・山陽新幹線でも、16両編成の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の一部デッキに、予約不要の荷物置場が試行されています。
一方、3辺の合計が160cmを超える特大荷物は、原則として「特大荷物スペースつき座席」などの事前予約が必要です。
ベビーカーは特大荷物の対象外ですが、荷物置場が満杯になる可能性もあります。
次の順番で置き場所を考えておくと安心です。
- 畳んだ状態で足元に置けるか確認する
- 座席上部の荷物棚へ安全に載せられるか確認する
- 利用列車に予約不要の荷物置場があるか確認する
- 最後部座席後ろを使う場合は対応座席を予約する
「最後列なら必ず置ける」「どの新幹線にも荷物置場がある」と考えず、乗車する列車ごとに確認してください。
デッキ・トイレ・多目的室に近い座席は年齢で考える
デッキやトイレに近い座席は、子どもの年齢や車内での過ごし方によって便利さが変わります。
近ければ移動しやすい一方で、乗り降りする人の往来やドアの開閉音が気になることもあります。
赤ちゃん・1歳頃はデッキに近い座席も候補
赤ちゃんや1歳頃は、急に泣いたときに抱っこしてデッキへ移動することがあります。
泣いたときにすぐ客室から移動したい場合は、デッキや出入口に近い座席を選ぶと動きやすくなります。
オムツ替えの回数が多い場合は、オムツ交換台が設置されたトイレに近い号車も候補です。
ただし、デッキに近いほど人通りやドアの音も増えやすいため、昼寝のしやすさとのバランスで選びましょう。
2~3歳頃はデッキとの近さを優先しなくてもよい
2歳頃からある程度座って過ごせる場合は、デッキとの近さを最優先にしなくてもよいと思います。
わが家も、子どもが2歳を過ぎてからは、泣いてデッキへ移動することはほとんどありませんでした。
そのため、デッキとの距離よりも、2席側か、最前列か、畳んだベビーカーを置きやすいかを優先しています。
ただし、子どもの性格や当日の体調によっても変わります。年齢だけで決めず、泣いたときに移動する可能性が高いかで判断してください。
多目的室は自由に使える休憩室ではない
新幹線の一部車両には多目的室が設置されています。
多目的室は、誰でも自由に使える子どもの休憩室や個室ではありません。
体調が悪くなった場合や授乳などで利用を希望する場合は、乗務員へ相談します。
予約状況や利用者の状況によっては利用できないこともあるため、最初から自由に使える前提で座席を選ばないほうが安心です。
号車選びは駅のエレベーター位置も確認する
ベビーカーで乗る場合は、車内の座席だけでなく、駅のエレベーターに近い号車かどうかも重要です。
エレベーターは混雑し、長い列になることがあります。
ホームに到着してから離れた号車まで移動するより、利用する駅のエレベーターに近い号車を選べると乗降が楽になります。
ただし、エレベーターの位置は、駅、ホーム、列車の編成によって異なります。
上りと下りでエレベーターに近い号車が変わることもあるため、「○号車を選べば必ず近い」とは限りません。
予約前に次の情報を確認してください。
- 乗車駅の新幹線ホーム構内図
- 降車駅の新幹線ホーム構内図
- 利用列車の編成両数
- ホーム上のエレベーター位置
- 予約する座席の号車
軽井沢駅では、駅とアウトレットを行き来するエレベーターが混雑し、移動に時間がかかったこともありました。
北陸新幹線の座席やベビーカー、軽井沢駅のエレベーターを実際に利用した様子は、東京から軽井沢へ3歳と新幹線旅行をした実体験記事で紹介しています。
わが家の優先順位は「2席側の最前列」
わが家が大人2人と幼児1人で乗るときの優先順位は、次のとおりです。
- 2席側
- 最前列
- 乗車駅と降車駅のエレベーターへ移動しやすい号車
- 必要に応じてトイレやデッキとの距離を確認
特に使いやすかったのは最前列です。
畳んだベビーカーを足元に置いても、通常席より余裕を感じました。前の座席を子どもが蹴る心配がない点も助かりました。
2席側は、子どもが騒いだり動いたりしたときに、すぐ隣の乗客を気にせず過ごしやすいことが一番のメリットです。
一方、3席側のうち2席を予約し、隣にほかの乗客がいる場合でも、これまで問題なく利用できています。
希望する2席側や最前列が取れなくても、3席側だから子連れでは利用できないわけではありません。
| 優先順位 | 選ぶ理由 |
|---|---|
| 1位:2席側 | 家族だけで横並びになりやすい |
| 2位:最前列 | ベビーカーを足元に置きやすく、前席を蹴る心配がない |
| 3位:エレベーターに近い号車 | ベビーカーでの乗降や駅移動が楽になる |
| 4位:トイレ・デッキとの距離 | 子どもの年齢やトイレ頻度に合わせて判断する |
予約時に確認するチェックリスト
座席を予約するときは、次の順番で確認すると選びやすくなります。
- 利用する新幹線と編成
- 2席側の位置と座席記号
- 最前列と最後列の空席
- ベビーカーを畳んだ状態の大きさ
- 荷物置場の有無と位置
- 最後列後方を利用する場合の対象座席
- トイレ、多目的トイレ、多目的室の位置
- デッキや出入口との距離
- 乗車駅と降車駅のエレベーター位置
- 予約商品の座席変更条件
早期予約や事前受付では、申込時点で具体的な座席位置が確定しない場合があります。
スマートEXの1年前予約、えきねっとの3か月前早期予約、事前受付の違いは、繁忙期の新幹線はいつ予約するかを比較した記事で詳しく解説しています。
また、EX早特やトクだ値などの割引商品は、座席や列車を変更する場合の条件が通常商品と異なります。詳しくは、新幹線の早割はどれがお得かを比較した記事をご確認ください。
座席が確定した後は、2席側か、最前列か、荷物置場やエレベーターから遠すぎないかを改めて確認します。
変更できる商品で希望席に空席がある場合は、座席変更を検討してください。
ただし、変更の可否や期限は購入した商品によって異なります。予約サービスの案内を確認してから操作しましょう。
まとめ|迷ったら2席側、ベビーカーがあるなら最前列
子連れ新幹線で座席に迷った場合、わが家は2席側の最前列を第一候補にしています。
ポイントをまとめると、次のとおりです。
- 大人2人と幼児なら、隣の乗客を気にしにくい2席側が使いやすい
- 3席側のうち2席でも利用できる
- 畳んだベビーカーを足元に置くなら、最前列が使いやすかった
- 最前列は子どもが前の座席を蹴る心配がない
- 最後列後ろは誰でも自由に使える荷物置場ではない
- ベビーカーの持ち込みに予約は不要だが、最後部スペースの利用には対応座席の予約が必要
- 一部の新幹線には予約不要の荷物置場がある
- 赤ちゃんや1歳頃はデッキに近い座席も候補
- 2~3歳頃は2席側や最前列を優先してもよい
- ベビーカー利用時は駅のエレベーター位置も確認する
座席配置や設備は新幹線ごとに異なります。
予約画面の座席表と各JRの公式情報を確認し、子どもの年齢、荷物量、ベビーカーの有無に合わせて選んでください。
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