3歳は新幹線の座席が必要?幼児料金・指定席・膝上利用を解説

新幹線の2席側に座る父母と、親の膝の上で過ごす3歳の子どものイラスト 新幹線

3歳の子どもと新幹線に乗るとき、迷うのが「子どもの座席を取るかどうか」です。

幼児は無料と聞く一方で、指定席に座らせる場合の料金や、子どもの交通系ICカードが必要なのかなど、分かりにくい点もあります。

わが家が3歳の子どもと新幹線に乗ったときの、座席・ベビーカー・車内での過ごし方は、次の記事で紹介しています。

※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。実際に利用・調査した内容をもとに、子連れ目線で紹介しています。

公式情報確認日:2026年7月24日

料金、予約サービスや乗車方法は変更される場合があります。予約前に各JR・予約サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

先に結論|3歳は座席を取らなければ原則無料

3歳の子どもは、JRの年齢区分では「幼児」に該当します。

大人と一緒に乗車し、子ども専用の指定席を取らない場合は、原則として新幹線料金はかかりません。

利用方法 3歳の子どもの料金
大人と一緒に乗り、専用の座席を取らない 原則無料
大人の膝や足の上で過ごす 原則無料
普通車自由席の空席に座る 原則無料。ただし座席の保証はない
子ども専用の指定席を予約する 子ども料金が必要
幼児だけで乗車する 子ども料金が必要
大人または子ども1人に幼児が3人以上同行する 3人目から子ども料金が必要

わが家では、大人2人分の指定席を予約し、3歳の子どもの席は取らずに利用しています。

これまで特に困ったことはありませんが、移動時間や子どもの体格、混雑状況によっては、子どもの指定席を取ったほうが快適な場合もあります。

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JRの「大人・子ども・幼児・乳児」の年齢区分

JRの年齢区分は、次のように分かれています。

区分 年齢の目安
大人 12歳以上
子ども 6歳以上12歳未満
幼児 1歳以上6歳未満
乳児 1歳未満

ただし、6歳でも小学校入学前であれば「幼児」、12歳でも小学生であれば「子ども」として扱われます。

詳しい年齢区分は、JR東海「おとなとこども」や、各JRの旅客営業規則で確認できます。

3歳は「幼児」なので、大人または子どもに同行し、自分専用の指定席を使用しなければ、原則無料です。

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3歳でも新幹線料金がかかる場合

幼児は常に無料というわけではありません。

主に次の場合は、3歳でも子ども料金が必要です。

子ども専用の指定席を予約する場合

指定席で3歳の子ども専用の座席を確保する場合は、子どもの乗車券と特急券が必要です。

普通車指定席の場合、子どもの乗車券と特急料金は、それぞれ大人料金の半額が基本です。端数は所定の方法で処理されるため、必ずしも大人料金のちょうど半額になるとは限りません。

「3歳だから無料のまま、指定席だけ確保する」という利用はできません。子ども用の座席を確保する場合は、予約画面で「こども」1人分として予約します。

子どもの指定席を取ると家族全体の料金も上がるため、対象路線では早割商品も確認しておくとよいでしょう。EX早特とトクだ値の違いは、新幹線の早割はどれがお得かを比較した記事で解説しています。

大人1人に幼児が3人以上同行する場合

大人または子ども1人に同行できる幼児は、2人まで無料です。

幼児が3人以上いる場合は、3人目から子ども料金が必要になります。

例えば、大人1人と幼児3人で乗車する場合は、幼児2人までが無料で、残りの1人には子ども料金がかかります。

幼児だけで乗車する場合

幼児が大人や子どもに同行せず、単独で乗車する場合も子ども料金が必要です。

3歳の子どもが実際に単独で新幹線へ乗るケースはほとんどないと思いますが、JRのルール上は有料になる条件の一つです。

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指定席で子どもの席を取らない場合

指定席を利用する場合でも、3歳の子ども専用の座席を取らず、大人と一緒に利用するのであれば、子どもの料金は原則かかりません。

例えば、次のような予約方法です。

  • 大人2人と3歳の子ども1人で乗車する
  • 大人2人分の指定席だけを予約する
  • 子どもは大人の膝や足の上などで過ごす

この場合、予約するのは大人2人分だけです。

ただし、子どもが無料なのは「子ども専用の指定席を確保していない」ためです。

指定席が空いていても、その席を無料の幼児用として自由に使用できるという意味ではありません。

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わが家は大人2人分の指定席だけで利用

わが家では、3歳の子どもと新幹線に乗るときも、大人2人分の指定席だけを予約しています。

子どもが起きている間は、大人の膝の上に座らせることが多いです。座席のテーブルを出して駅弁を広げ、子どもを膝に乗せたまま一緒に食事をすることもあります。

子どもの身長は当時約90cmでしたが、子ども専用の座席がなくても、食事を含めて特に困ったことはありませんでした。

途中で寝たときは、大人2人の太ももの上に、子どもの体をまっすぐ横たえるようにして寝かせています。その姿勢のまま、移動時間のほとんどを寝ていたこともあります。

3列席側のうち2席を予約し、隣にほかの乗客がいる場合でも、これまで問題なく利用できています。

ただし、座席を選べる場合は、2人並びのD・E席を優先しています。

子どもが騒いだり頻繁に動いたりしたときに、すぐ隣の乗客を気にせず過ごしやすいことが、2席側を選ぶ大きな理由です。

2席側、最前列、最後列のメリットや、ベビーカーがある場合の座席選びは、子連れ新幹線のおすすめ座席・号車を比較した記事で詳しく解説しています。

名古屋と軽井沢で、実際に大人2席だけを予約して新幹線に乗った様子は、次の記事で紹介しています。

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子どもの座席を取ったほうがよいケース

3歳なら必ず座席を取るべき、または取らなくてよいと一律には決められません。

次のような場合は、子どもの指定席を取ることも検討したほうがよいでしょう。

  • 乗車時間が長い
  • 子どもの体が大きくなってきた
  • 大人の膝や足の上で過ごすのが難しい
  • 子どもが座席で寝たほうが楽
  • 大人もゆっくり座りたい
  • 混雑する時期に乗車する
  • 大人1人で子どもを連れて乗車する

子どもの座席を取れば料金はかかりますが、親子ともに移動中の負担を減らしやすくなります。

一方、わが家のように大人2人で乗車し、子どもがまだ小さい場合は、大人2席だけでも問題なく過ごせることがあります。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などは指定席が早く埋まることがあります。混雑時期の予約方法は、繁忙期の新幹線はいつ予約するかを比較した記事で紹介しています。

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自由席なら3歳の子どもも空席に座れる?

幼児や乳児が普通車自由席の空いている座席を利用する場合は、原則として無料です。

指定席のように子ども専用の座席を予約しているわけではないため、空席があれば座らせることができます。

ただし、自由席では座席が保証されていません。

混雑してきた場合は、運賃や料金を支払っている乗客に席を譲るなどの配慮が必要です。

JR九州の子ども向け案内でも、自由席が混雑している場合は、座席の譲り合いに協力するよう案内されています。

確実に子どもの座席を確保したい場合は、子ども料金を支払って指定席を予約する必要があります。

繁忙期には「のぞみ」が全席指定席となる期間もあるため、自由席を利用する予定の場合も事前に運行ルールを確認しましょう。

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幼児料金の基本ルールは新幹線の路線ごとに違う?

幼児・乳児の年齢区分や、座席を使用しない場合の無料ルールは、東海道新幹線や東北新幹線など、乗車する新幹線によって大きく変わるものではありません。

次の新幹線でも、基本的な考え方は共通です。

  • 東海道新幹線
  • 山陽新幹線
  • 九州新幹線
  • 西九州新幹線
  • 東北新幹線
  • 北海道新幹線
  • 秋田新幹線
  • 山形新幹線
  • 上越新幹線
  • 北陸新幹線

一方で、予約サービスや改札の通り方は、路線によって異なります。

東海道・山陽・九州新幹線ではスマートEX、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線では、えきねっとの新幹線eチケットを利用できます。

スマートEXとえきねっとの違いや、予約できる新幹線については、スマートEXとえきねっとの違いを比較した記事で詳しく解説しています。

子どもの指定席を取った場合は、利用する予約サービスに応じて、交通系ICカードを設定するか、紙のきっぷを受け取る必要があります。

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子どもの座席を取らない場合の改札の通り方

3歳の子どもの座席を取らず、無料で乗車する場合は、子ども用の新幹線予約や交通系ICカードは必要ありません。

大人が自分の交通系ICカードやきっぷで改札を通り、子どもは大人と一緒に通過します。

例えば、大人2人分の指定席だけをスマートEXで予約した場合、必要なのは大人2人分の乗車方法だけです。

子どもの座席を予約していないため、3歳の子ども用に新たな交通系ICカードを用意する必要はありません。

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子どもの指定席を取った場合の注意点

子どもの指定席を予約すると、3歳の子どもも1人分の乗客として扱われます。

そのため、子どもの座席分についても、交通系ICカードを設定するか、紙のきっぷを受け取る必要があります。

スマートEXを利用する場合

スマートEXで3歳の子どもの指定席を取る場合は、予約人数の設定で「こども」を選択します。

交通系ICカードでチケットレス乗車する場合は、予約した座席ごとに乗車用ICカードを指定します。

ただし、幼児が「こども」の予約で乗車する場合や、在来線と新幹線の乗換改札口を利用する場合は、ICカードの扱いに注意が必要です。

子ども用の交通系ICカードを用意していない場合や、乗車方法が分かりにくい場合は、乗車前に紙のきっぷを受け取る方法があります。

スマートEXでは、改札へ入る前にきっぷを受け取る場合、同じ予約に含まれる座席は原則として全員分まとめて発券されます。

乗車前に、次の公式案内で利用する改札と乗車方法を確認しておくと安心です。

えきねっとの新幹線eチケットを利用する場合

えきねっとの新幹線eチケットサービスでは、予約した座席ごとに交通系ICカードを紐づけて乗車します。

大人分の予約には大人用の交通系ICカード、子ども分の予約には子ども用の交通系ICカードを紐づけるのが基本です。

子ども用の交通系ICカードを用意していない場合は、子どもの分を紙のきっぷとして受け取る方法もあります。

複数人で予約している場合でも、一部の人の分だけ紙のきっぷとして受け取ることができます。

ただし、紙のきっぷを受け取った後は、予約の変更や払い戻しの条件が変わることがあります。発券前に、旅行日程を変更する可能性がないか確認しておくと安心です。

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3歳の子どもの座席を取るか迷ったときの判断目安

状況 選び方の目安
大人2人で乗車し、子どもがまだ小さい 大人2席だけでも利用しやすい
2席側を予約できる すぐ隣にほかの乗客がいないため過ごしやすい
3席側のうち2席を予約する 利用可能。隣にほかの乗客が座ることがある
長時間乗車する 子どもの指定席も検討する
大人1人で子どもを連れて乗る 子どもの指定席があると負担を減らしやすい
子どもが大きく、膝や足の上では窮屈 子どもの指定席を取る
自由席を利用する 空席には座れるが、座席は保証されない

わが家の場合は、大人2人で乗車していたことと、子どもの身長が約90cmだったことから、大人2席だけでも問題なく過ごせました。

ただし、子どもの成長や乗車時間に合わせて、その都度判断するのがよいと思います。

座席の位置も含めて検討したい場合は、子連れ新幹線のおすすめ座席・号車の記事も参考にしてください。

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まとめ|3歳は座席を取らなければ原則無料

3歳の子どもはJRの「幼児」に該当するため、大人と一緒に乗車し、子ども専用の指定席を取らなければ、新幹線料金は原則無料です。

ポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 3歳はJRの区分では「幼児」
  • 子ども専用の指定席を取らなければ原則無料
  • 子どもの指定席を取る場合は子ども料金が必要
  • 自由席の空席は無料で利用できるが、座席は保証されない
  • 大人2席だけで乗車する場合、子ども用の予約やICカードは不要
  • 子どもの指定席を予約した場合は、ICカードの設定または紙のきっぷが必要
  • 幼児料金の基本ルールは、新幹線の路線が変わってもおおむね共通

わが家では、大人2人分の指定席だけを予約し、3歳の子どもは大人の膝の上で駅弁を食べたり、大人2人の太ももの上で寝たりして過ごしています。

2席側でも3席側でも利用できますが、子どもが騒いだときなどに隣の乗客を気にせず過ごしやすい点では、2人並びのD・E席が便利でした。

子どもの体格や乗車時間によって快適な利用方法は変わるため、料金だけでなく、移動中の過ごしやすさも考えて座席を選んでみてください。

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3歳の子どもと実際に新幹線で旅行したときの行程や、到着後の観光・ホテルについては、次の記事で紹介しています。

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